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アメリカではシェア№1!!

❍住宅長寿命の秘訣は、、、

 日本ではあまりなじみのないセルロースファイバー断熱材ですが、アメリカでは何と断熱材シェアNo.1の断熱材なのです。断熱性能もさることながら、優れた防音性を備えたセルローファイバー断熱材は空港付近の住宅には必ずと言っていいほど使用されています。訴訟大国としても知られるアメリカでシェアを勝ち取っているといことは、信頼性のおける断熱材と言えます。また、ドイツなどのヨーロッパ諸国にもコストパフォーマンスの高い断熱材として評価をされています。ヨーロッパ諸国は日本よりも厳しいエコロジー基準などがあることで有名ですので、そこで評価されるセルロースファイバーは世界基準の断熱材ということが言えます。そして、アメリカとヨーロッパの家づくりに関して言えることは、日本の住宅寿命よりも2倍以上長いということです。日本の家の寿命が25年程度なのに対し、アメリカ55年、ヨーロッパのイギリスにいたっては77年もの長寿命な家づくりを行っています。その国々に使われている断熱材、セルロースファイバーは長寿命住宅の役割を担う要かもしれません。

 

❍古来より用いられる断熱材の一つ

 セルロース断熱材は、古来より用いられる断熱材の一つで、綿・おがくず・トウモロコシの穂軸・新聞紙などの多くの種類が利用されてきました。

現在は古新聞などを裁断し、難燃剤(ホウ酸など)を添加したもので、1950年代に開発され、1970年代よりアメリカで一般に使用され始めました。

アメリカの断熱材市場でのシェアは35%と非常に高いのに比べ、日本市場では2%と低く、性能の高い断熱材でありながら認知度の低さにより、日本では浸透していないのが現状です。

 

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